高血圧や狭心症に効くアダラートの歴史は深く、1966年にドイツでニフェジピンが発見されその2年後に研究が始まり、1975年にアダラートカプセルとしてドイツで発売されました。翌年には日本でも発売されました。そんなアダラートについて紹介します。

妊娠中の高血圧は産婦人科?アダラートとジョギング

女性は男性よりも血圧が低めで、高血圧が問題になることが少ないです。
女性ホルモンには血管の収縮や老化を防いだり、水分やナトリウムの排出を促す作用があるので、男性よりもなりにくいと考えられています。
しかし、閉経後の更年期は女性ホルモンの分泌量が大幅に減少するので、男性と同様に高血圧に注意する必要が出てきます。
女性は、妊娠中に血圧が上がりやすいです。
WHOのガイドラインでは、最高血圧が140mmHg以上または最低血圧が90mmHg以上、もしくは妊娠前or初期と比べて最高血圧が+25mmHg以上または最低血圧が+15mmHgだと、妊娠性高血圧だとされています。
妊娠性高血圧になってしまったら、とりあえず産婦人科を受診しましょう。産婦人科だと他の診療科と違って母体と胎児への影響を考えた治療を受けることができます。
妊娠中は、普段なら使える薬でも使えないことが多いです。一部ではアダラートなどのカルシウム拮抗薬なら妊娠中でも使えるとされていましたが、日本では使用例はほとんどありませんし、症状が悪化する恐れもあるので基本的には食事療法を行います。
血圧を下げるためにジョギングをして汗をかくという人もいますが、これも妊娠中は本気で走るのはNGです。気分をリフレッシュさせる目的で軽く流すように走るなら状態によっては可能ですが、飛び跳ねるような動作はおすすめできません。
妊娠性高血圧は、基本的には食事療法がメインです。妊娠中は甘いものが欲しくなったり、つわりが酷くて何も食べられないなど不規則になりがちですが、それを整えていくことが大切です。
出産して女性ホルモンのバランスが整えば、妊娠性高血圧は自然に改善していくことが多いです。